~この記事はこんな人にオススメ~
・251cc以上のバイクを廃車(一時抹消)したい方
・乗らなくなったバイクの軽自動車税引き去りを止めたい方
・引っ越しなどで車検証の住所と現住所が異なる方
今回はバイクの廃車(一時抹消)方法についてです。
最近、大型バイクに乗る機会が減ったためバイクを廃車(一時抹消)することにしました。
私は引っ越しをしているため車検証に記載されている住所と現住所が異なっていました。
こういった場合、車検証の住所変更をしてから廃車(一時抹消)すれば現住所管轄の陸運局で手続き可能です。
全体フロー
廃車(一時抹消)の手続きは陸運局で行います。現住所と車検証の住所が異なる場合には
1. 車検証の住所変更(ナンバープレート変更)
2. バイクの廃車(一時抹消)
というフローになります。実際の作業は同時に行われるので2回手続きが必要というわけではありません。
必要なもの
必要なものは以下の通りです。
必要なもの | 必要なケース | 備考 |
---|---|---|
車検証 | 必須 | 持参 |
一時抹消登録申請書 (第3号様式の2) | 必須 | 陸運局 |
ナンバープレート | 必須 | 持参 |
軽自動車税領収書 | 必須 | 持参 |
住所変更申請書 (第1号様式) | 車検証の住所と現住所が異なる場合のみ | 陸運局 |
住民票 | ↑ | 持参 |
(住民票の除票) | 車検証の住所から2回以上引っ越ししている場合のみ 詳細はコチラ | 持参 |
陸運局での流れ
陸運局にはA棟(書類の作成を行う場所)とC棟(印紙を購入したりナンバープレートを管理する場所)があります。一時抹消手続きはこのA棟とC棟で行います。
A棟 書類の作成
まずはA棟に行き、一時抹消登録申請書(第3号様式の2)と住所変更申請書(第1号様式)を作成します。記入方法は以下の通りです。※書類はA棟にあるストッカーから自由にとることができます。
・一時抹消登録申請書(第3号様式の2)の書き方
・住所変更申請書(第1号様式)の書き方
書類がかけたら、車検証、軽自動車税領収書など準備した書類とセットにして受付窓口に出してチェックを受けて下さい。チェックしてもらうと印紙を購入するよう言われるのでC棟に向かいます。※書類は以下のようなバインダーに挟んでもっていくと便利です。
C棟 印紙の購入とナンバープレートの返納
C棟では印紙の購入とナンバープレートの返納をします。移転登録窓口に書類一式を出すと印紙の購入からプレートの返却まで指示してくれるのでそれに従って手続きしていきます。
ナンバープレート返納時に以下のような軽自動車税差し止め申請書を渡されます。
その際、陸運局の方から「軽自動車税の差し止め申請を1,000円で代行しますか?」と聞かれます。
差し止め手続きは軽自動車税を納めてる市町村の市役所に電話すれば具体的なやり方を教えてもらえます。私の場合はFAXで↑のピンクの書類をFAXで送るだけでした。とても簡単な作業なので自分でやったほうがいいと思います。
A棟 書類の提出と自動車検査証返納証明書の受け取り
C棟でのナンバープレート返納が終わったら再びA棟に向かい、書類を窓口に提出します。しばらくすると以下のような自動車検査証返納証明書がもらえるのでこれで手続き完了になります。
まとめ
バイクの廃車(一時抹消)のやり方について説明しました。
一時抹消することで軽自動車税の差し止めや他のバイクへの任意保険等級の引継ぎもできるようになるので参考にしてみて下さい。
バイクへの任意保険等級の引継ぎ方法はコチラ
[参考]住民票の除票について
今回、手続きに際して住民票の除票なるものが必要になりました。なぜ除票が必要になったのか見ていきます。
私は以下のように市町村をまたいだ引っ越しをしています。
A 車検証の住所
↓
B
↓
C 現住所
C(現住所)で取得した住民票にはBの住所のみ載っているためBからCのつながりはわかるものの、AからBのつながりがわかりません。このAからBのつながりを証明するためにAかBの市役所で除票を発行してもらう必要があります。車検証の住所変更をする際にはすべての住所がつながっていることを示す必要があるため、今回は住民票の除票を使ってそれを証明したのです。
※AとBの市役所が遠方にある場合、除票発行は郵送での対応も可能なようなので確認してみて下さい。