こんにちは、こたけんです。今回はWRX VABのユーザー車検のテストコース編です(書類編はコチラ)。 どんなテスト項目があってどのようにやるのかをまとめてみます。

テスト項目一覧

テストコースで実施されるテスト項目は以下の7項目になります。

テスト項目備考
外回り検査検査コース外で実施
排ガス検査検査コースにて実施
検査コースにて実施
サイドスリップ検査
ブレーキ検査
スピード検査
光軸検査
下回り検査

各テスト項目のやり方

■外回り検査

外回り検査はテストレーンへの入場待ちしている際に実施されます。 検査官がやってきますので、書類を挟んだバインダー一式を渡して下さい。 具体的には以下のような項目を実施していきます。

テスト項目詳細項目
外回り検査灯火確認
ホーン確認
ワイパー、ウォッシャー液確認
ブレーキランプ確認
バックランプ確認
ホイルナット緩み確認(打音確認)
車体番号確認(運転席下)
車体番号確認(エンジンルーム)

■排ガス検査

ここからは検査レーンでのテストになります。テストレーンの外側に排ガス検査用のプローブ があるのでこちらをマフラー出口に設置します。テストは自動的に始まり、検査結果がディスプレイに 表示されます。

結果を記録するために自動車検査票1を検査機の差し込み口にいれるとスタンプがおされ印字されます。

後のテストでもこのような方式で結果を印字していきます。

■サイドスリップ検査

車両がまっすぐ進むか確認するテストです。テストレーン上をまっすぐ進めばOKです。

■ブレーキ検査

ブレーキがきちんと機能するか確認するテストです。 ダイナモローラーの上に車を載せた状態でブレーキを踏みます。 頭上のディスプレイに操作指示がでるので従っていけばOKです。

■スピード検査

スピードメーターが機能しているか確認するテストです。 車を加速させ、40km/hになったらパッシングするというテストです。

■光軸検査

光軸検査機が車のライトの前にでてきて検査します。ロービーム状態でテストします。 左右両方確認してOKだったら印字機で記録します(光軸調整方法はコチラ)。

■下回り検査

下回りを検査官が確認します。レーンの真ん中に穴があいており、下から検査官が確認します。

これで検査は全て終わりです。
すべての検査結果がOKだったら総合判定室にバインダーにはさんだ書類一式を提出してハンコをもらいます。 ハンコをもらったら一番最初に行ったA棟に向かい、書類一式を提示すると新しい車検証と車検ステッカーが 発行されます。

まとめ

今回はユーザー車検のやり方をまとめました。書類編とテストコース編に分かれているので参考になれば幸いです。