バリオスⅡのアイドリングが不安定な時があるため点火系の確認を進めています。
※アイドリングしていると回転数が一瞬1,000回転近くまで低下しエンジンが止まりそうになるような状態です。
以前こちらの記事で点火プラグの火花を飛びやすくするようなトライもしましたが、今回はプラグケーブルの交換をしてみます。

必要なもの

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交換手順

ガソリンタンクを外してイグニッションコイルにアクセスします。
ガソリンタンクを外すためのシートを外して、ボルトとネジを外します。
※ネジをはずしたらサイドカウルを外しておきます。

タンクを外す前にガソリンチューブを抜きます。ホースを引っ張らずに図のように内装はがしのようなものでホース端部を押して外すのがおすすめです。※ガソリンコックはONのままで大丈夫です。

また、燃料計用のカプラも抜いておきます。

ガソリンタンクは車両前方方向にひっかける構造になっているので手前に引きながら外します。
タンクを外す際、タンク裏側にオーバーフロー用のチューブが接続されているのでそちらも外します。
※タンクを浮かしながらの作業になるのでガソリンが満タンだと重くてややしんどいです。

タンクを外すと、イグナイターコイルが見えてきます。取り外す前にそれぞれがどの気筒に接続されているか番号を振っておくのがおすすめです。また、配線側にも番号を振っておくと組み戻しの際にスムーズにいきます。

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番号を振ったらプラグキャップを抜いていきます。プラグキャップの根元をつかんでひっぱると「カチッ」という音とともに抜けます。※内装はがしを使ってやると外しやすかったです。

2気筒目は抜くのが大変です。冷却配管を固定している2本のボルトを外すとクリアランスででき作業しやすくなります。
※プラグキャップが抜けたら、プラグホールにゴミや部品がはいらないように養生テープなどでフタをしておいてください。

プラグキャップがぬけたらイグナイターコイルを外します。イグナイターコイルは2本のボルトでとまっているのでこれをはずします。
※イグナイターを外す際、カラーが脱落しやすいので注意して作業して下さい。エンジン付近の狭い隙間に落っこちると拾うのが大変です。

プラグコードの取り外し

プラグキャップに番号を振ってからプラグキャップを外します。引っ張るだけでも抜けますが抜けにくい場合は左にまわしながら抜きます。

プラグキャップの構造は以下のようになっています。
コード側には木ネジのような形状をした端子がでており、ここにプラグコードをねじ込むことで固定するようです。プラグ側には棒状の金属がでており、ここをプラグターミナルが乗り越えることでプラグとキャップが固定されます。

コイル側はキャップをまわしてはずします。コードは引っ張れば抜けます。
※コードについてるリング状の部品は流用するので無くさないようにして下さい。

コイル側の端子は針のような構造で、ここにプラグケーブルを差し込むことで接点を形成します。

以上のようにプラグケーブルの固定方法はやや簡素であり、接触不良が起こりやすい印象を受けます。
アイドリングが不安定など点火系の不具合が疑われる場合にはこのプラグケーブルの接続を確認してみるのが良いかと思います。

プラグコードの取付

取り外したプラグコードと同じ長さ+1cmくらいの長さに新しいコードをカットします。
新しいコードにキャップとリング状の部品を移植したら、プラグキャプを取り付けます。
プラグキャップにコードを25mmほど差し込むと端子に接触します。接触したらさらに時計回り方向に回転させながら押し込み、プラグコードの芯線と端子をしっかりと接触させます。※けっこう指が痛くなります。

続いてコイル側です。コイルにコード33.7mmほど差し込むと端子に接触します。接触したらさらに押し込みピン状の端子に差し込んでプラグコードの芯線と端子を接触させます。

4気筒分すべて交換したら、あとは逆の手順で組付け完了です。

まとめ

プラグケーブルを変えることでアイドリングが安定するようになりました。不意に回転数が低下するような事象も発生しなくなりとても快適になりました♪
特に年式の古いバイクだとプラグケーブルの劣化でスパークプラグの火花のとびが悪くなることがあるので交換してみるのもありだと思います。