走行時に左フロントタイヤあたりから「リーリー」とスズムシが鳴くような音が聞こえてくるようになりました。状況確認のためにブレーキパッドを外してみると、パッド残量がほぼゼロになっていました!※WRX ごめんなさい。。
このため今回はブレーキパッドの交換をしようと思います。
※ブレーキは重要保安部品ですので整備に慣れていない方は自分で作業をせず、ディーラーなどで実施頂くようお願いいたします。

必要なもの

■フロントブレーキパッド
いろいろなメーカーから適合するブレーキパッドはでていますので、今回は以下のブレンボのブレーキパッドをいれることにしました。こちらのパッドはストリート向け(サーキット走行には使用不可)になっています。

■リヤブレーキパッド
リヤのブレーキパッドも多くのメーカーからでています。今回はディクセルのブレーキパッドにしました。こちらは耐熱温度が~450℃までになっており街乗り向けのパッドになっています。耐熱温度が~600℃のESシリーズもあるようです。

■ピストンもどし

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■スレッドコンパウンド

■内装はがし
内装はがしがあると、パッドピンの抜け止めピンをはずしやすくなります。

以下参考までに純正のフロントブレーキパッドとリヤブレーキパッドの部番も書いておきます。
■フロントブレーキパッド
純正のフロントブレーキパッドの部番は26296FE120ですが、約5万円とかなり高額です。。

■リヤブレーキ
純正のリヤブレーキパッドの部番は26696FG000ですが、こちらも約5万円と高額です。。

フロントブレーキパッド交換

まずはタイヤを外してブレーキキャリパーにアクセスできるようにします。※ウマをかけて作業をするようにして下さい。

パッドピンを抜くために抜け止めピンを外します。内装はがしを挟んでひねると外れやすいです。
抜け止めピンを外したらパッドピンを抜きます。結構かたいので細い棒状のもので押し出します。
※私はヘックスレンチを使って外しました。。

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パッドピンをぬくとパッドおさえプレートが外れ以下のようになります。

この状態だとパッドを抜くのは難しいのでピストンもどしを使ってブレーキピストンを少し押し戻してあげます。

外したブレーキパッドは以下のような状態でした。

摩擦材がほぼゼロになっていました。。しかもブレーキディスクとベースプレートが干渉したような跡もついていました。。これが鈴虫のような「リーリー」音の原因でした。とってもWRXに申し訳ない気持ちになりつつブレーキパッドを交換します。
新品のパッドは以下のようになっていました。摩擦材にはスリットがはいっており、鳴き止めの金属プレートも付属していました。

新品のブレーキパッドは摩擦材に厚みがあるためそのままだと入りません。このためピストン戻しを使ってピストンを押し戻します。ピストンの外周に付着した汚れはウエスなどでふきできるだけ綺麗にしてから戻してあげます。

パッドをつけると以下のようになります。

あとはパッドおさえプレートとパッドピンを元のように組付けたら完成です。
Rrブレーキの交換の様子ものちのちアップさせて頂きます!