今回はWRX(VAB)のタイヤ交換の方法についてまとめてみました。
~この記事はこんな人にオススメ~
・タイヤ交換を自分でやってみたいと思っている方
必要なもの
以下のような工具類があると便利です。
ホイールナットを取り外すときには、長めのラチェットハンドルを使うと固くしまったナットも簡単に取り外すことができます。長めのラチェットハンドルだと、ソケット差し込み角が12.7sqになるので変換アダプタ(12.7sq→9.5sq)も準備することをお勧めします。
タイヤ交換方法
まず交換するタイヤの溝の残り具合を確認しておきます。WRXはフロント側の重量が重く、タイヤの消耗が激しいので溝の少ないタイヤをフロントにいれるようにします。
タイヤはホイールナット5個で固定されているのでこれを緩めていきます。ジャッキアップする前にやりましょう
5個のナットをある程度まで緩めたら車体をジャッキアップします。車体ジャッキアップポイントはこちらです。ジャッキアップ用にボディが補強されています。
また、ボディとジャッキの間にウエスを挟んでクッションにしてやると車体の傷防止になるのでオススメです。
タイヤと地面のすき間が2~3cmくらいになるまでジャッキアップします。
ジャッキアップできたらホイールナットを外していき、ホイールを引き抜きます。ホイールは重量があるので腰を痛めないようにして下さい。
タイヤを外したらホイールとの接触面を軽くふいてゴミをとってあげます。取りつけるホイールの面も吹いてあげてください。車体とホイールがぴったりと接触できるようにするためです。
ホイールを取り付けます。取り外すときと同様に腰を痛めないようにして下さい。
ホイールを取り付けたらホイールナットを取り付けていきます。5か所、手締めで取り付けてから工具でしめていきます。写真のように対角線上に締め付けるとバランスよく均等に締め付けることができます。
最後にトルクレンチで本締めします。締め付けトルクは120Nmです。ジャッキアップしているのでゆっくりトルクをかけるようにして下さい。
5か所トルクアップできたらジャッキを下して完了です。同じ作業を残りの3か所にも実施します。
まとめ
今回はタイヤの交換方法についてまとめました。作業は難しくないのでぜひやってみて下さい。