こんにちは、こたけんです。 今回は私の愛車VT250SPADAのEngオイル交換の方法についてまとめます。基本的な流れはどんな バイクでも共通していると思うので参考になればうれしいです。

必要なもの

エンジンオイル交換に必要なものは以下になります。

必要なもの
必要なもの個数
Honda純正エンジンオイルフィルタ交換時:2リットル
オイル交換時:1.8リットル
シーリングワッシャ(94109-12000)1枚
廃油ポイ
※自作する場合は不要
1個
オイルフィルター1個
12mmメガネレンチ(ドレンボルト用)1個
17mmメガネレンチ(オイルフィルター用)1個

各部の締め付けトルクは以下の通りです。

ボルト締め付けトルク
ドレンボルト(17mm)37Nm
オイルフィルターカバーボルト(14mm)18Nm
締め付けトルク一覧

オイル受けをつくろう

自作のオイル受け

まずはオイル受けを作ります。ホームセンターで廃油ポイを購入してもよいのですが、簡単に自作できるので試してみてください。

     ~準備するもの~
・新聞紙などの紙くず
・45リットルくらいのポリ袋
・段ボール

 段ボールにポリ袋をセット。その中に細かくちぎった紙くずを吸油剤として入れます。※新聞紙はダイソーなどでもらえます。

古いオイルを抜こう

まずは古いオイルを抜きます。先ほど作った段ボールを車体下部にセットします。 事前にアイドリングしてエンジンオイルをあたためておくと抜けやすいです。

ドレンボルトは車体下部にあります。工具(17mmのメガネレンチ)を使ってボルトを緩めて、あともう少しでとれるくらいにしておきます。

ボルトを抜くとオイルがでてきますので、でてこなくなるまで待ちます。ボルトをオイル受けの中にいれてしまうと、探すのが大変です。このためボルトは手で回してとるといいです。 ただ、熱いオイルを手にかけないように注意して下さいね。

オイル排出の様子は以下のような感じです。

抜いたオイルは可燃ごみとして処分できます。場所によってルーが異なるかも知れないので お住まいのゴミ収集ルールに従って下さい。

オイルフィルターの交換

オイルフィルタはドレンボルトのすぐ近くにあります。14mmのボルトでとまっているのでメガネレンチを使って外します。

オイルフィルタ用ボルト
オイルフィルタ脱着

オイルフィルタは以下のような部品で構成されています。
小さいOリングと大きいOリング、オイルフィルターを組み替えて下さい。

オイルフィルター構成

以下のような状態まで組み立てておき、車体に組付けます。

オイルフィルタの仮組み

オイルフィルタの締め付けトルクは以下です。

オイルフィルターカバーボルト:18Nm

新しいオイルをいれよう

オイルが抜けたら、ドレンボルトを取り付けます。ドレンワッシャーは新品にしてください。

ドレンワッシャー型番:94109-12000 ※内径φ12mm
ドレンボルトの締め付けトルク:37Nm

オイル注ぎ口はこちらです。

オイルを注ぎます。

時々、点検窓を除いて規定値に入っているか確認します。上と下のポッチの間に油面が来るように 注いでください。下のポッチ=下限、上のポッチ=上限。

注ぎ終わったらENGをかけて暖機運転してオイルを回します。ENGを切ってから1時間後くらいに油面を再確認して、 油面が下限ラインをしたまわっていたらオイルを足してあげてください。※ENGを切った直後は油面が下がります。 1時間くらいまってオイルがオイルパンにたまってから油面確認をしてください。

まとめ

今回はVT250 SPADAのエンジンオイル交換について説明しました。やり方はほかのバイクでも同じです。簡単なのでぜひやってみてください。