今回はバイクのユーザー車検のやり方についてです。CBR954RRでの受検内容になります。
テスト項目とそれぞれのやり方についてまとめます。

テスト項目一覧

項目内容
外回り検査灯火検査、ホーン検査、車体番号確認
排気音量検査排気音が規定値以下か計測
排気ガス検査排ガス中のCO,HC濃度を計測
ブレーキ検査制動力の有無を計測
スピードメーター検査メーターに表示される車速が正確か計測
光軸検査ヘッドライトの照射エリアと光量を計測

各テスト項目のやり方

・外回り検査

外回り検査はテストレーンへの入場待ちしている際に実施されます。 検査官がやってきますので、書類を挟んだバインダー一式を渡して下さい。
あとは、灯火検査(ウィンカーの点灯確認)、ホーン検査、車体番号確認をします。
※ちなみにウィンカーのカバーがないと通りません(電球むき出しNG)。今、考えると当たり前ですが私はそれで落ちてしまいました。。当日中であればもう一度受検可能です。日をまたぐと追加料金(3,000円くらいだったような。)が発生しますので注意して下さい。

・排気音量検査

ここからは検査レーンでテストになります。
排気音量検査は排気方向から後方45°、マフラーから50cmはなした位置に測定器をおいて実施されます。
※ちなみに、私の車両は排気音が小さいので実施されませんでした。

・排気ガス検査

テストレーンの外側に排ガス検査用のプローブ があるのでこちらをマフラー出口に設置します。テストは自動的に始まり、検査結果がディスプレイに表示されます。

・ブレーキ検査

ブレーキがきちんと機能するか確認するテストです。
ダイナモの上に前後輪をのせると、ディプレイに「前輪ブレーキかける」といった指示がでるのでブレーキレバーを握ります。すると、ダイナモローラーがFrタイヤをまわそうとするのでブレーキをかけたままにしておいて下さい。問題なければ「〇」と表示されます。後輪も同様です。

・スピードメーター検査

スピードメーター表示が正確かどうか確認するテストです。
ダイナモローラーに車速を出力するタイヤをのせます。CBR954はリヤタイヤで車速を計測しているのでリヤタイヤをのせます。この時、ダイナモについているフットスイッチを踏んでおきます。
しばらくするとダイナモローラーが回転して、バイクのスピードメーターに車速が表示されます。
バイクのメーターを見て指示速度(40km/h)になったらフットスイッチを離します。問題なければ「〇」とディスプレイに表示されます。もし失敗しても、もう一度チャンスがあるので落ち着いていきましょう。

・光軸検査

バイクの光軸検査は基本的にハイビームで実施します。CBR954はロービームとハイビームが同時点灯するため、ロービームを隠した状態で受検します。
検査は光軸検査機が自動で実施してくれます。

これで検査は全て終わりです。
すべての検査結果がOKだったら総合判定室にバインダーにはさんだ書類一式を提出してハンコをもらいます。 ハンコをもらったら一番最初に行ったA棟に向かい、書類一式を提示すると新しい車検証と車検ステッカーが 発行されます。

まとめ

今回はバイクのユーザー車検のやり方をまとめました。
くるまのユーザー車検のやり方をこちらを参考にして下さい。

書類編
テストコース編