先日、液晶テレビのケーブルに足を引っかけてしまいテレビ信号の入力端子が取れてしまいました。
今回はこのとれてしまった端子をくっつけてみたのでその方法をご紹介します。
テレビについて:SONY  KDL-40HX800
※内部には高電圧部品等があるので、実施される際はあくまで自己責任でお願いいたします。

修理につかったもの

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破損状況

テレビ背面は以下のような状態でテレビ信号入力端子が取れてしまっています。
ピンは折れていなかったのでこのまま接着剤でくっつけてみようとおもいます。

背面カバーをはずす

端子をくっつける際、背面カバーがあると作業しづらいのでカバーを外します。
テレビから電源コードを抜き、スタンドから外します。以下のように液晶画面を下にしておきます。
※画面に傷がつかないように注意して下さい。
〇でかこった部分のネジを外し、背面カバーを取り外します。

ネジを外すとカバーを持ち上げることができます。奥の方にツメがありひっかかっているので、内張りはがしをさしこみひねってやるとツメがはずれカバーを外すことができます。

端子の接着

外れてしまった端子はそのままだとうまくくっつきません。もともと基板にはめ込まれていた部分がカエシのようになっているためこの部分を削ります。削るのは以下の曲線になっている部分になります。

カエシ部分が削れたら、仮組してみます。穴にスポっとはまればOKです。
あとは接着剤で端子の根元を接着剤で覆い固定します。
※接着剤は充てん性のあるものでやって下さい。サラサラとした液状のアロンアルファだとすぐに取れてしまいました。2液を混ぜるタイプの接着剤である「クイック5」だとガッチリ固定されました。

40分くらい放置すると接着剤が固まってくるので外したカバーを元通り組付けます。
カバーを取り付けたらくっつけた端子にケーブルを接続し、テレビが映れば完了です。