こんにちは、こたけんです。今回はVT250 SPADAのチェーン張り調整のやり方を説明します。 久しぶりにチェックしてみたらだいぶゆるくなっていました・・・。
必要なもの
品目 | 個数 |
---|---|
ロングめがねレンチ 22×24mm | 1 |
リアスタンド | 1 |
■ロングめがねレンチ 22×24mm
■リアスタンド
チェーンの緩み規定量
サービスマニュアルにはチェーンの緩みとして以下が規定されています。
サイドスタンド使用時、前後スプロケットの中央で最大振幅15~25mm
張り調整前のチェーン緩みを確認してみました。
狙いの20mmに対して、40mm近くチェーン振幅がありました。。 チェーンの張りが弱いと、加速が悪くなったりするので早速調整します。
チェーンの張り調整方法
まずはリヤのアクスルボルトナットを緩めます。大きな力をかけるのでリヤタイヤが接地した状態で緩めてください。
緩めたらリヤスタンドを使って後輪を浮かせます。そのあとチェーンの張りを調整するために、 手前側の緩み止めナットを緩めます。
チェーン張り調整用ナットを締めこんでいくと、タイヤが後ろに引っ張られチェーンの張りが強くなっていきます。
ナットを締めこんでいきチェーンの振幅が20mmになるよう調整します。(15mm~25mmの範囲ならOKです)
反対側の調整用ナットの締めこみ量も揃えて、チェーンがまっすぐになるようにします。 ※私のバイクはチェーンの長さが短いためか、メモリがとっても変なところにきてしまってます。。 みなさんはメモリを使って左右の締めこみ量を合わせてください。
チェーンラインは目視で確認してまっすぐかどうか確認してください。
チェーンがまっすぐになっていたら緩み止めナットを締めこんで下さい。 調整用ナットが回転しないように、スパナでおさえながら締めこんでください。
左右両方とも緩み止めナットを締めこんだら、アクスルボルトナットを締めこみます。 締めこむ際はチェーンラインが変わらないように、タイヤを膝で押し込みながらナットを締めこんで下さい。 ※アクスルシャフトがとも回りしないよう、回り止めをかけながら締めます。
部位 | トルク |
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リヤアクスルナット | 90Nm |
最後にもう一度チェーンラインがまっすぐになっていることを確認して終了です。
まとめ
今回はチェーン張りの調整方法をまとめました。緩いと加速が鈍くなったりします。 張りすぎてもチェーンの寿命が短くなるので、適切な張りに調整してみて下さい。