以前から発生していたFrブレーキをかけた際の「ゴゴゴッ!」と音がする症状が酷くなってきました。。雨の日だと症状は特にひどく、運転するのも怖くなってきたので今回Frブレーキディスクを交換することにしました。

必要なもの

ブレーキディスクを交換するにはFrホイールを外す必要があります。今回はFrタイヤを外すためにリアスタンド、ジャッキ、ウマを使いました。また、Frアクスルシャフトを外すのに24mmのメガネレンチも必要になります。またVT250 SPADA用のブレーキディスクは純正・社外品含めて既にラインナップがないのでヤフオクで中古品を購入しました。

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※実際に確認はできていませんが、初期型ブラックバード(1997 – 1998 CBR1100XX Blackbird)のFrブレーキディスクとサイズが同じようです。参考までにリンクを載せておきます。

交換方法

車両を浮かす前に各種ボルト(以下、赤丸)を緩めておきます。

続いて、以下のような手順でFrタイヤを浮かせます。
1.リヤスタンドをかける。
2.エンジンブロック下部にジャッキをかけてFrタイヤを浮かす。
3.ウマをかけて安定させる(ジャッキを下げて、ウマでささえます)。
以下のようなかたちでFrタイヤを浮かせることができます。

Frタイヤが浮いたらFrアクスルシャフトを抜きます。シャフトを抜く時は適当な棒などを使って打ち抜いて下さい。決して指で押し出さないで下さい。シャフトが抜けた際、タイヤが落ちるので指が挟まってしまいとても危険です。

タイヤが外れたらブレーキディスクを外します。6つのソケットボルトでとまっています。

新旧ブレーキディスクを比べてみました。

見た目ではわかりづらいですが、ディスクの表面を触ると、旧ディスク(元々取り付けていたディスク)は周の内側から外側に向かって波うったような形状になっているのに対し新ディスクはフラットな印象を受けました。

新しいディスクをホイールに組付けたら、これまでの逆手順で組み戻しして完成です。
各部の締め付けトルクは以下のとおりです。トルクアップはFrタイヤを接地させてから実施して下さい。

まとめ

交換前と後でのブレーキディスクの振れを確認してみましたがブレーキの振れは交換前と後でほぼ変わりませんでした。また、ディスク交換後はブレーキからの「ゴゴゴッ!」音はしなくなり雨の日も安定して制動できるようになりました。ディスクプレート面の凹凸が原因だったんだと思います。
取り外したディスクの研磨をやってみて改善するかそのうち試してみようと思います。